2018.11.20 Tuesday

ゴーン会長逮捕に見る日産の村社会

0

    昨日から今日にかけてのトップニュース。

     

    見事にゴーンさんが悪者になっていますね。

     

    有価証券に虚偽の記載をした。

    自分がもらっている報酬を正確に記入しなかった。

    ということらしいですね。

     

    脱税とは言っていない。

    いくらもらっているかは正確にはわかりませんが、日産という大会社ですから経理は透明。

    源泉徴収しているからもらった分の税金はきちんと天引きされているから脱税とは言っていない。

    もらった分は公表と違うけど、もらった分の税金は払っている。

    ただ、正確に記入しなかったということらしい。

    有価証券報告書はゴーン会長が自分で書くのではなくて、会社の担当者が書いているのですけど。

    つまり会社ぐるみの犯罪ですね。

     

    プライベートジェットで飛び回っている人ですから、世界各地に自宅ぐらいあるでしょうし、当然会社の所有物になっているでしょう。

    中小企業のおっさんたちだって別荘ぐらい持っている。当然会社の名義になっているし、ベンツやBMだって会社の名義だろうし、旅行に行く飛行機代だって会社の経費で落としているでしょう。

    日産という会社はトヨタより大きな会社のようですから、中小企業のおっさんたちとは規模が違うわけで、ベンツがプライベートジェットになって、別荘がヨーロッパの邸宅になっているだけだと思います。

    まして、彼は公務員ではなく、公費を使っているわけではありませんから、舛添さんが家族で竜宮城に遊びに行くのとは根本的に違うんですが。

     

    「東京地検特捜部、ゴーン会長を事情聴取」

    という速報が流れたのが昨日の夜6時過ぎ。

    その後、8時過ぎに逮捕。

    日産がすぐに取締役会で会長解任を協議すると発表。

     

    すごいスピードですね。

    ふつうなら、こういうことがあると会社の広報室は「事情を確認している」とか「コメントできない」というのがまず第一の会見なんでしょうけど、日産はすぐに「会長解任」という言葉を出してますね。

     

    これは完全にクーデターですね。

     

    追い出されちゃったんです。

     

    だって、逮捕されただけでしょう。

    逮捕されただけれは犯罪者ではありません。

    裁判で判決が出されて刑が確定するまでは罪人ではありませんから。

    だから、ふつうなら会社はもっと慎重になるはずなんですけど、いきなり「解任」ですからね。

     

    これは完全に仕組まれたクーデターです。

     

    その理由は邪魔になったからでしょう。

     

    かつてルノーが8000億円を出して日産を助けてくれた。

    20年ほど前ですが、その時ゴーン会長が乗り込んできた。

    経営再建ですね。
    で、日産は見事に経営再建を果たした。

     

    ところが今ではルノーがお荷物になった。

    8000億円はすでに返したから、ルノーとは縁を切りたい。

    そのためにはゴーンが邪魔だから、検察にゴーンを売った。

    株価が下がることも前提で、司法取引に応じたわけです。

    司法取引ですから、会社側も共犯だったということですが、ゴーンを売ることによって、自分たちは罪を免れようという魂胆です。

     

    こう考えると、この日産という会社は村社会ですね。

     

    皆で「あいつは悪い奴だ」と決めつけて、困った時にお世話になって、会長に助けてもらったのに、恩を仇で返した。

    これは、「村社会」ですね。

     

    その理由は、長くやりすぎたことでしょう。

    ゴーン会長が長くやりすぎた。

    オーナーでもないのに。

     

    性能の良い車を作って、お客様に喜んでいただき、社会に貢献するという企業としての理念は、会長側にも会社側にも見られないのが、私が一番気になるところです。

     

    日本は海外に比べて役員の成功報酬が少ない傾向があります。

    きっとゴーン会長としては、まだまだ足りないと思っていたんでしょうね。

    だから、プライベートな支出まで会社の経費にした。

    ところが、役員報酬が高額になるのを好まない日本の株主の前では、有価証券報告書に低い金額を書く必要があった。

    書いたのは会社ですから共犯のはずですね。つまり会社ぐるみ。

     

    会社は十分に経営再建したので、彼やルノーにはお世話になったけど、もう邪魔になった。

    ところが、会長自身は退任する意思はない。

    じゃあ、追い出そう。

    そのためには、会社ぐるみでやったことを、司法取引で検察に全部言いますから、会社の罪はお許しください。

    悪いのはカルロスゴーン会長個人の問題です。

     

    今日一日で私がニュースから読み取ったのはこんなところです。

     

    日産の株価が下がって、株主に不利益が起きるのを知っていてクーデターを起こした会社の幹部。

    このところ控えめな活躍でしたから、来年以降、トップクラスの高額納税者を失うことになっても成績を上げたい東京地検特捜部は話題作り。

    これが国税のマルサだったらもっと実を取るでしょうけどね。

     

    株主もユーザーも誰も得しないんですけど、村社会の幹部としてはそろそろよそ者にお引き取りいただきましょう、ということのようです。

     

    田舎の町の話ではないところが、この国の闇の部分かもしれません。

     

     

    ニュースを見て「あいつは悪い奴だ、けしからん!」と決めつけているあなた。

    ちょっと別の観点から見てみたらいかがでしょうか。

     

    「あんなにもらっていやがって」ってねたみや嫉みがあるんじゃないでしょうか。

    そう、そのねたみや嫉みの感情、それこそが村社会の証拠なのです。

     

     

    ところで、私はゴーン会長のファンでもシンパでもありませんから、そこのところ誤解の無いようにお願いします。

    2018.11.19 Monday

    房総準急運転開始60周年記念イベント、おつかれさまでした。

    0

      2週間にわたる房総準急イベント、お疲れ様でした。

       

      大成功でしたね。

       

       

      ということで、古谷さんに写真をお借りしてYAHOOニュースを書いてみました。

       

      http://news.yahoo.co.jp/byline/torizukaakira/20181119-00104674/

       

      最近はいすみ鉄道のことがあまり情報として出てこないというお話も聞いておりますが、だったら自分で書くしかないということで、書いてみたのです。

       

      田舎の人たちは、そもそもいすみ鉄道が都会で、いや、全国でどのようにとらえられていて、どれだけ知名度があるかってことは気にしていませんから情報の大切さもわかっていません。だから私が市役所から「きちんと効果的な情報発信をしなさい」と「いすみ大使」として任命されたのでありますから、お仕事をさせていただいたのであります。

       

      キハは単なる客寄せパンダだと思っている皆様方に、奥の深さを知っていただければ、少しでもキハの長生きにつながるのではないかという思いであります。

      きちんと対策を立てないままキハを廃車にしたら、まあ、いすみ鉄道も終わりでしょう。

      そして終わりになるのはいすみ鉄道だけじゃなくて沿線地域も同じです。

      なぜなら、モノの価値がわからない人たちに、観光はできないからです。

      そして、基幹産業がない地域には観光以外で生きていく具体策が立てられないからです。

       

       

       

       

      2018.11.18 Sunday

      谷根千

      0

        今日は京成電車の日暮里で降りて谷中へ行きました。

         

        応援団の福田さんの仲間が、猫の写真の展覧会を開いていると聞いたものですから、自宅から京成電車で1本なんで出かけてみたのです。

         

        台東区谷中(やなか)。

         

        霊園とお寺が広い面積を占めるどちらかというとうらぶれた寂しい場所。

        東京出身者はあまり近づかないような、縁のない場所と思っていたのですが、実は近年急速に観光地化しているのですね。

         

         

        夕焼けだんだん坂

        すっかり観光地です。

         

        谷中ぎんざの商店街もこんな感じ。

         

        凄いですね。

         

         

        画廊を見つけました。

         


        福田さんは在廊されていました。

        国吉で生まれた猫を自宅で引き取ったその猫の写真を展示されていました。
        実は昨日の夜国吉駅の居酒屋でお会いしたばかりでした。

         

        都心の山手線の内側とはいえ、谷中がこんな観光地になって外人がたくさん訪れているなどという光景は、東京で生まれ育った人間には驚きです。

        と言っても、30年前に都民から千葉県民に変わっていますから、世の中の変化についていけていないだけなんですが。

         

        最近では「谷根千」と呼ぶらしいです。

         

        谷中、根津、千駄木。

        この3つを合わせて「谷根千」。

        知る人ぞ知る都会の観光スポットなんだそうです。

         

        遅れてる〜! って言われちゃいますね。

         

        ところで、谷根千で思い出したのが津田沼です。

         

        津田沼。

         

        電車の車庫があって、行先にもなっている津田沼ですが、もともと津田沼なんてところはなかったんですよ。

         

        明治時代に谷津村と久々田村と鷺沼村が合併してできたのが津田沼。

        まったく新しい地名なんですね。

        だから「谷根千って何だ?」なんて馬鹿にしていられませんね。

        そのうち、谷根千が当たり前の呼称になるかもしれませんから。

         

        地名なんてそんなもんだと思いますがいかがでしょうか。

         

        東京23区の一つに大田区ってのがあるでしょう。

         

        ふつうはね、太田って言うと「太」という字を書くんです。

        でも大田区の場合は「大」ですね。

        どうしてかわかりますか?

         

        その理由は大田区は戦前の大森区と蒲田区が合併してできたからなんです。

        だから太田区ではなくて大田区なんですね。

         

        つまり、格式ばってこうじゃなければいけないというものはあまりないんですよね。

         

        中途半端に古い東京人は、谷根千なんてのを聞くと「ふざけるな」って言いたくなりますが、もう少しフレキシブルに行きましょう。

        と、そんなことを考えた今日1日でした。

         

        2018.11.17 Saturday

        今日のいすみ鉄道

        0

          ご案内の通り、房総準急運転開始60周年記念「京葉」ヘッドマークのキハ28が走りましたので、見てきましたよ。

           

          来たぞ!

           

          国吉駅10分停車。

           

          停車時間中は助士席側に路線カラー別の行先表示板を掲示するのも昭和30年代の習わしと同じ。

           

          そして発車。

           

          下り列車の先頭はキハ52。

           

          こちらには準急「千鳥」が付いていました。


          こちらがカケス団長の特製たこめし弁当。

          う〜ん、うまかった。

           

          結解先生もお弁当を撮影中です。

           

          東京から吉田さんご夫婦もいらしていただいて、先日の台湾の再現ですね。

           

          さて、そろそろ日が暮れましたので、これから「居酒屋サンマル」が始まります。

          ぼちぼち出かけるとしましょうか。

          2018.11.16 Friday

          準急列車運転開始60周年記念ヘッドマーク祭り 2週目

          0

            先週に続き、房総準急運転開始60周年記念ヘッドマーク祭りが明日、明後日の2日間開催されます。

             

            祭りと言っても、車庫でイベントをやるとか、そういう祭りではなくて、日本でいすみ鉄道だけとなったキハ28形とキハ52形に国鉄時代の、それも60年前の昭和30年代の準急列車のヘッドマークを取り付けて走らせるというオリジナルイベント。

             

            こちらが先週の様子です。

             

            準急「京葉」

             

            準急「房総」

             

            キハ52側には準急「千鳥」

             

            そして準急「夕凪」

             

            もともと昭和30年代の国鉄時代には、房総のような近距離区間には特急列車というのは存在せず、特急列車といえば長距離を走り食堂車などが連結されている特別な急行列車、その名の通り「特別急行」だったのですが、そのころ、国鉄は特急列車を補完する列車として急行列車というのを走らせていました。東北方面であれば特急列車は「はつかり」「ひばり」などで、急行列車は「八甲田」「十和田」「まつしま」など。利用者がお財布の具合によって選べるようになっていたんですね。

            そして、房総のように比較的近距離を走る列車を急行に準ずる列車ということで「準急行」、つまりこれが準急列車なのです。

            実際には房総半島には戦前から準急列車が走っていたのですが、それは蒸気機関車の話で、今回再現するのは、気動車(ディーゼルカー)の準急の話。東京から近い房総の路線には、比較的早い時期から気動車が導入されていて、キハ28の先頭に「房総」「京葉」とヘッドマークを取り付けて運転開始したのが昭和33年、1958年のこと。ちょうど今から60年前なんです。

             

             

            そしてキハを愛してやまない鈴木助役が古本屋でこんな本を見つけてしまったもんだから、

            「鳥塚社長が退任したら、いすみ鉄道は結局何もやらなくなった。」なんて言われるのが悔しいからかどうかは別として、他のスタッフと一緒になって、今回のイベントを企画したということのようです。

             

            でも、こういうことが実現できるのは「急行列車なのに準急表示で良いのか?」などとくだらないことを言う人間がいないってことでしょう。

            みんなで盛り上げようという機運は残っているということなので、私もこうして宣伝しているのです。

            機運が残っているというよりも、私がいたころよりもすごいと思いますよ。

            だって、自分たちで企画して、自分たちでグッズ作って、自分たちで特製駅弁まで考えてやるってんですから。

             

             

            その特製駅弁の掛け紙は、今週はこれだそうです。

            予約販売だけですでに予約は閉めきっていますから、予約した人だけのお楽しみですね。

             

            その他にも「硬券準急券」なるものもありますので、ぜひぜひ。

            明日は私もいすみに行くよていです。

             

            ということで、明日、明後日のヘッドマーク祭り、どうぞお楽しみください。

             

            (写真撮影:古谷彰浩さん)

            2018.11.15 Thursday

            「熊式」から引用

            0

              北海道の大熊さんがこの間の札幌のフォーラムでの私の発言を受けて、日記を書かれていますのでここに引用いたします。

               

              http://work.kuma-i.com/?day=20181115

               

              いろいろ地域性はあるのでしょうけど、皆さん自分から何かを行動しないと何も始まりませんからね。

               

              国鉄の特定地方交通線を引き継いだ第3セクター鉄道というのは国鉄、つまり当時の国が放り出した地域です。

              「お前たちの地域には鉄道は要らない、バスで十分だ。」と言ってね。

              そういう地域が日本全国、北海道から九州まで80数路線の沿線にありました。

               

              そう言われて素直に当時の国の言うことに従って鉄道を廃止したところが半分強。

              でも、いすみ鉄道沿線のように、鉄道として残したところが30数路線。

              私は、「国がやらないんだったら自分たちでやるんだ。」という気概があった地域だと思います。

              (今はどうか知らないけど、少なくとも当時はです。)

               

              ▲先日の札幌でのフォーラム

               

              先日、札幌のフォーラム会場の研究掲示の中に東急の創始者五島慶太氏の言葉があって、それと同じことが書かれていたので引用しましたが、偶然にも大熊さんも同じところに注目していたようです。

              その言葉とは、

               

              「北海道の民間人は政府に頼りすぎている。民間人が発奮し、自ら積極的に観光北海道の完成に取っ組むか、協力するか、どちらかをしなければいつになっても観光北海道は本物にならない。(中略) 誰もやらないから自分がやるのだ。」

               

              特にこの最後の部分、「誰もやらないから自分がやるのだ。」

               

              30年以上も前に国がやらないと言って廃止した鉄道を、「国がやらないから自分たちでやるんだ」と言って立ち上げたのが第3セクター鉄道のスタートです。同じことを言ってますね。

               

              子供のころから大好きだった蒸気機関車がどんどん廃止されて、その後、蒸気機関車が走っていた線路までが廃止になって行くのをずっと見てきた私は、「どうして廃止するのだろうか? まだまだ使い方はたくさんあるのに。」と考えていました。でも、誰もやろうとしませんでした。「赤字だから」とか「政治が悪い」とか言うだけ言って、誰も動かない。いや、動いているのだろうけどなかなか効果が出ない。そんな時、ちょうど社長の公募があったので受けてみた、というのが私のいすみ鉄道社長のスタートでしたが、つまり、「誰もやらないんなら、私がやるんだ。」ということになるでしょう。

               

              ずっとサポートしてくれている応援団のカケス団長も多分同じ。

              いろいろ言いたいことはあるだろうけど、言っても始まらないから、「誰もやらないんなら、自分がやるんだ。」と言って、手間ばかりかかって儲かりもしないような弁当を作って、毎週毎週駅で立ち売りしている。

               

               

              私は、日本の世の中、昔から評論家ばかりで、おじさん、おばさん、おじいさん、おばあさんたちが「あーでもない、こーでもない」とわかったようなことを言う割には、自分から行動しない人が多かったと自分の周りにいた当時の大人たちを思い出してみるとそう感じますが、今の世の中はネットの発達で、その傾向がさらに強くなっているような気がします。

               

              でも、そうじゃないんだよなあ。

              ネットが発達したんだから、どんな遠隔地の情報も瞬時にキャッチできるんだから、そこから自分たちが動きやすくなっているはずなんですけどね。

               

              みんなもっと具体的に行動しようよ。

              そう思って毎日毎日行動した記録をこうしてブログやFACEBOOKに書いて世間様にさらしているのですが、こういうことも長年続けてくると、「じゃあ俺たちも自分たちでできることをやろう。」という活動が出てくるんですね。

               

              それが大熊さんが「熊式」でお話しされている釧網本線の地域住民の皆様方の駅の清掃活動じゃないでしょうか。

               

              今の日本人が一番躊躇しているところがここなんじゃないかなあ。

              だったら、こういう活動をしている人たちのお話を、それこそネットの時代なんだから、皆さんに知っていただくことができるわけで、そうなったら、「じゃあ、私たちもやってみよう。」という人たちが出てくるかもしれません。

              そういう草の根運動的なところから、鉄道を守る活動ってできるわけですから、私は偉そうにわかったことを言う時間があったら自分で動けと思うのでありまして、実際に自分も動いているのであります。

               

              でも、ちょっと心配なのが、全国各地の皆様方はやる気があってもなかなかやり方がわからない。

              いくらやってもなかなか効果が出ない。

              そのうちに、せっかく出ていたやる気もだんだん意気消沈してくる。

              そういう時に、田舎というのはいやらしいことにねたみ嫉みがある。

               

              何もしないで様子見していた評論家たちが、「それみたことか、だから言わんこっちゃない。」とか、「そんなことやったって無駄だって、最初から俺はわかっていたんだ。」なんてことを言い出すという全国共通の落とし穴があるのです。

              そして、せっかく灯した希望の火が消えていくことになるという「法則」が待ち受けています。

               

              でも、「法則」っていうからには全国共通でありますから、全国共通の「対策」があるわけで、行動しない評論家がどこに存在するのか、どういう立場の人がそういう評論家になる可能性があるのかってことまで、全国共通なんです。

               

              そしてそういう法則を私は自分の9年間の経験から見つけ出して、取るべき対策もスキルとして確立していますから、もちろん火を消さないためだけではなくて、その火をもっと大きくして盛んにするスキルも持ち合わせていますから、「とにかくできることから始めよう。」という皆様方の行く先にある危険を事前に察知して、回避していくことで、最大限の効果を得られるような、そんな活動のお手伝いもさせていただけたら、日本は田舎からもっともっと元気になるはずで、特に、ローカル線が走っているところから元気になるはずだと確信してお手伝いをさせていただくのが、NPO法人「おいしいローカル線をつくる会」なのであります。

               

              http://localsen.com/

               

              ▲お手伝いのご用命はこちらまで

               

              ということでご用命を受けて本日はこれより東北へ出張でございます。

              次にパソコンを開くのは多分深夜になると思いますので、本日は早めのブログ更新とさせていただきました。

               

               

              ▲いすみ鉄道で駅清掃、線路の草刈りをしてくれている地元の皆様。

              沿線各駅にこういう活動をしてくれている住民の皆様がいらっしゃる。

               

              いすみ鉄道沿線ばかりではなく、第3セクター沿線は、おそらく全国共通にこういう方々がいらっしゃるんだと思います。

              なぜなら、「国がやらないんだったら、自分たちでやるんだ。」と言って、鉄道を残し、守ってきた地域ですからね。

               

              そして、今の時代はローカル線があれば都会からたくさんの観光客がやってくる。

              ローカル線があれば地域が元気になる。

              つまり、地域の住民の皆様方が大切に守ってきたローカル線が、今、地域に恩返しをすることができる時代になったのです。

               

              皆様、いつもありがとうございます。

              これからもどうぞよろしくお願いいたします。

               

               

              ということで、誰かのせいにして、誰かを悪者にするのではなくて、皆さん、自分から動きましょう。

              そういうことにお気づきの地域の皆様方のお手伝いをさせていただくのが、「おいしいローカル線をつくる会」の使命であります。

              2018.11.14 Wednesday

              JR北海道のニュースがあまりにも悲しいのでYAHOOニュースを書いてみた。

              0

                JR北海道の赤字のニュースがあまりにも悲しすぎますね。

                 

                これだけ負けが込んで来ると、ボロばかり出ちゃっているようで悲しすぎます。

                 

                新幹線だけで年間100億円の赤字。

                2年前に開業して、経営危機だって言ってるのになんでそんなの引き受けなくちゃいけないの?

                 

                そういうことを誰も言わないから、私が言ってみた。

                YAHOOニュースに書いてみた。

                 

                フリーの立場ですからね。

                何を言おうと、お咎めなしですから。

                 

                ぜひご一読ください。

                 

                https://news.yahoo.co.jp/byline/torizukaakira/20181114-00103930/

                 

                 

                 

                 

                 

                現場の鉄道マンが輝く存在になって欲しいと私は願っています。

                 

                (写真提供:丸山裕司氏 北海道鉄道観光資源研究会)

                 

                 

                 

                2018.11.13 Tuesday

                人手不足は売り手市場

                0

                  世の中人手不足が深刻化していると言われています。

                   

                  人口が減っていく中で、その仕事に従事する人がいなくなる。だから、外国人を労働者として迎え入れようという話も出てきているようです。

                  私はやめておいたほうが良いような気がします。

                  外国人を労働者として迎え入れることは、戦後の西ドイツがトルコ人労働者を迎え入れたことに端を発して、今でも尾を引いているからです。

                   

                  戦後、西ドイツではドイツ人の働き手がいない炭鉱労働などにトルコ人労働者を入れました。ところが、ドイツ人はトルコ人の労働力だけが欲しかったのに、実際にはトルコ人は労働期間が終わっても帰国せずにそのままドイツに居座り続けました。

                  これがドイツにおけるトルコ人労働者の問題として、外国人労働者の単純労働の輸入は危険であると言われている原点です。

                  なぜなら、本来なぜ外国人が出稼ぎに来るかというと、自分の国では食べていくことができないから出稼ぎに来るのであり、ということはそこに人の生活があるわけですから家族を含めた一族郎党が皆移住してくるということになるのです。労働というのは、生活ですから、当然そういうことになるでしょう。ところが、ドイツ人としてはトルコ人の労働力は欲しいけど移民はしてほしくない。つまりいいとこどりをしようと考えたわけです。

                   

                  でも、そうはいきませんでした。なぜなら、ドイツで労働力が不足しているということは、ドイツ人がトルコ人から労働力を買いたいということですから、トルコ人側の売り手市場になるわけで、つまり売る側の方が強くなっていくのですから、結局自分たちの国に居座られることになって、今のドイツ国内にも、この戦後のトルコ人労働者の受け入れが様々な問題として尾を引いているのです。

                   

                  さて、日本はどうかというと、もちろんそういうことはすでに承知していて、そうならないために偉い人たちが様々な策を練っているわけですが、外国人労働者の問題ばかりでなく、日本人労働者の中でも人手不足の影響が良くないところに出てきているのではないかと私は考えます。

                   

                  例えばバスの運転士さん。

                  昨今人手不足でバスの運転士さんが足りないと言われています。

                  何もこの現象は今に始まったわけではなく、10年ほど前に私がいすみ鉄道で「自社養成列車乗務員訓練生」なるものを考えていた時に、運輸業界ではすでに言われていました。

                  その後、大きなバスの事故が相次ぎましたが、乗務員が中国人の移民だったり、高齢者であったり、バスの運転に不慣れな即席運転士であったりと、どの事故もドライバーが原因となっているものがほとんどでした。

                   

                  こういうことはつまりは人手不足によるもので、ではなぜ人手不足かというと、誰もバスの運転士になろうとしなくなったからなんですが、そうなるとどうなるか。つまり労働力の売り手市場化が発生するわけです。

                   

                  会社は運転士のなり手を一生懸命かき集めようとする。

                  そうすると、売り手市場ですからつまりは質の低下が発生する。

                  買う側よりも売る側に選択権がありますから、気に入らなければ辞めて他へ行けばよいわけで、なかなか労働力が定着しない。

                  労働力が定着しないということは、熟練者がいなくなるということで、安全運行のためのスキルの蓄積もままならなくなる。

                  こういうことが、今、バス業界では起こっているのではないでしょうか。

                   

                  先日、高速バスのドライバーが乗務中に指導教官とけんかをしてパーキングエリアにバスを止めて乗務を放棄した事件が発生しました。路線バスでの乗客と運転士とのいざこざやトラブルも後を絶ちません。中には市営バスの運転士の息が酒臭かったなどという話もネットに流れています。もちろんまじめに乗務を遂行している運転士さんがほとんどで、こういうおかしな運転士さんは極々一部なんでしょうけど、実際に起きていることを考えると、人手不足→売り手市場→商品の質の低下という原理原則に従ってきっちりと歩んでいるのではないかと思わざるを得ません。

                   

                  バスの運転士さんだけじゃありませんね。飛行機の運転士さんだって過去にない人手不足で、今航空業界では引き抜き合戦が常態化して運転士の取り合いになっています。そういう人手不足が深刻化してくると、つまりは売り手市場になって、品質の低下を招きます。このところ立て続けに赤い会社も青い会社も乗務直前の運転士の呼気からアルコールが検出されて乗務できない事態が発生しました。こういう現象はただ単に「本人がたるんでいる。」ということで片づけられることではないと私は考えます。同時多発的にいろいろなところで発生しているということは、それなりの社会的バックグラウンドがあるということですから、飛行機の運転士さんにもそれなりの事情があるのでしょう。そして、その原因はもしかしたら人手不足にあるのかもしれません。

                   

                  赤組の運転士さんは外国で警察に逮捕されたみたいですし、青組の運転士さんは会社を辞めちゃったみたいですけど、人手不足の業界ですから、ほとぼりが冷めたころ他の会社で働かせてもらえばよいわけで、1年もしたら平気な顔をしてよその会社で飛行機を運転しているはずですから、そう考えると人手不足から品質の低下を招いている労働力に頼らざるを得ない業界というのも、恐ろしいですよね。

                   

                  ということで、人手不足ということは、労働力という商品の売り手市場化ということですから、質の低下という事態が発生するということを私たちは忘れてはいけないと思います。

                  でも、不景気の時には買い手市場で散々安く買いたたかれて働かされてきた労働力ですから、少しぐらい高く買ってあげないと働く甲斐がないというのも事実でありまして、それができたら楽だけど、経営側としてはそうも言ってられないというのも事実なんでしょうね。つまりは八方ふさがり。

                   

                  では、どうしましょうかと考える時、私は、賃金はもちろん大きな要素ではありますが、やはり、働くこと、その仕事に対する誇りや使命感というのが大切なのではないかと考えるのであります。

                   

                  その点、いすみ鉄道の運転士さんたちは立派ですよ。

                  給料が安い仕事場ですけど、一生懸命きっちりと良い仕事をしています。

                  なぜなら彼らは、「どうしても鉄道の運転士になりたかった」というおじさんたちですから、運転士という仕事に対する誇りと使命感を持って乗務していますからね。

                   

                  私が社長として申し訳なかったなあと思うのは、彼らにもっと高い給料を支払ってあげることができなかったこと。

                  せめて人並みの報酬が払えれば良かったのですが、それができなかったことが悔やまれます。

                  それだけ、彼らは一生懸命に働いてくれていましたから。

                  もちろん、社長が変わっても彼らの勤務態度が変わるわけではありませんが、つまり、どんなに人手不足だろうが売り手市場だろうが、「自分は何のために働いているのか」「会社は何のために存在しているのか」あるいは「キハは何のために動いているのか」というきちんとした使命感を持って働いていれば、労働力という商品の品質の低下は起こらないのではないか。そんなことを考える今日この頃なのであります。

                   

                  今度、私がもう少し大きな会社の社長になったら、高い給料で皆さんをお迎えに行きますから、それまで一生懸命頑張ってスキルを磨いてくださいね。

                  商品が良い商品であれば、その品質に合った価格をきちんと払わなければならないというのも経済の原理ですからね。

                   

                  人手不足は売り手市場。

                  経営者側はこれとどう上手に付き合っていくかが求められるのであります。

                  2018.11.12 Monday

                  札幌でのイベントを終えて

                  0

                    11月10、11日の2日間、札幌でのイベントに参加してまいりました。

                     

                    私の友人たちが取り組む 「北海道鉄道観光資源研究会」 の年に一度の大イベントでしたが、天候にも恵まれ、大成功の裡に終了することができました。

                     

                    http://rail-hokkaido.net/

                     

                    ご参加いただきました皆様どうもありがとうございました。

                    研究会の皆様、本当にお疲れ様でございました。

                     

                    さて、今回のイベントは2日間で2000人近くの人たちが入場されるという大成功だったわけですが、私がうれしかったのは、何と言っても小さな子供たちがたくさん来てくれて、みんな目を輝かせていたことです。

                     

                    そのメインとなったのはこのNゲージの運転会。

                    ちびっこはもちろんですが、ママさんたちも目を輝かせていました。

                    そりゃあそうですよね。だって、やっているおじさんたちが皆さん目が輝いているのですから。

                     

                    走っている車両は北海道のものばかりでしたが、ということは、北海道の鉄道に皆興味を持ってくれているということで、小さな子供たちが、やがて大きくなって、鉄道に親しみをもってくれたらいいなあと思います。

                     

                    もちろん電車の運転会ばかりじゃなくて、研究会の会員の皆様方の研究成果である資料展示が実にすばらしく、ご来場のお客様方もじっくりと観察されていて、人数ばかりではなくて、来場者の会場全体の滞留時間が長かったのも成功だったと思います。

                     

                     

                     

                     

                     

                    会場内のパネル展示を皆さんじっくりと読みこまれていました。

                    そんな中で私が一番気になったのがこの展示です。

                     

                     

                    東急の創始者である五島慶太氏の言葉です。

                     

                    「北海道の民間人は政府に頼りすぎている。民間人が発奮し、自ら積極的に観光北海道の完成に取っ組むか、協力するか、どちらかをしなければいつになっても観光北海道は本物にならない。(中略) 誰もやらないから自分がやるのだ。」

                     

                    これは60年以上前の五島慶太氏の言葉です。

                    五島氏は60年も前にしっかりと見抜いていたんです。
                    北海道民の弱点を。

                     

                    だから、これだけ外国人が北海道にあこがれて、北海道を目指して大挙して訪ねてきているのに、自分たちの鉄道すら自分たちで何ともできない、いや、何とかしようとしないという体たらくではありませんか。

                     

                    定山渓鉄道、いまのじょうてつバスのマークが東急と同じなのは、五島氏が札幌近郊の観光開発に力を注いでいたことを示しています。

                    今、ここで北海道民が、自分たちで何とかしようと奮起しなければ、北海道はやがてシュリンクしていくことだけは確かでしょう。

                    それも、60年などという長い年月ではなくて、多分10年か15年でしょうね。

                     

                    そんなことを考えさせられた研究発表でした。

                     

                    さて、皆さん、これからどうしますか?


                    他人事ではありません。

                    本州の皆さんにも同じことが問われているんですよ。

                    北海道の問題は、そのまま東京や大阪の問題でもあるのです。

                     

                    「試される大地」ではなくて、本当は「試される内地」なんですから。

                     

                    2018.11.12 Monday

                    札幌のイベントが終了しました。

                    0

                      10・11日と行なわれました道庁赤レンガのイベントが終了しました。

                       

                       

                      元若桜鉄道社長の山田さんとのトークも無事に終えることができました。

                       

                      主催者の皆様、大成功おめでとうございました。

                       

                      ということで、祝賀会、そして2次会。

                       

                      さんざん飲んで、AM1時です。

                       

                      日が変わってしまいました。

                       

                      皆様お疲れ様でした。

                       

                      Calendar
                            1
                      2345678
                      9101112131415
                      16171819202122
                      23242526272829
                      3031     
                      << December 2018 >>
                      Selected Entries
                      Categories
                      Archives
                      Recent Comment
                      Links
                      Profile
                      Search this site.
                      Others
                      Mobile
                      qrcode
                      Powered by
                      30days Album
                      無料ブログ作成サービス JUGEM