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2018.11.15 Thursday

「熊式」から引用

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    北海道の大熊さんがこの間の札幌のフォーラムでの私の発言を受けて、日記を書かれていますのでここに引用いたします。

     

    http://work.kuma-i.com/?day=20181115

     

    いろいろ地域性はあるのでしょうけど、皆さん自分から何かを行動しないと何も始まりませんからね。

     

    国鉄の特定地方交通線を引き継いだ第3セクター鉄道というのは国鉄、つまり当時の国が放り出した地域です。

    「お前たちの地域には鉄道は要らない、バスで十分だ。」と言ってね。

    そういう地域が日本全国、北海道から九州まで80数路線の沿線にありました。

     

    そう言われて素直に当時の国の言うことに従って鉄道を廃止したところが半分強。

    でも、いすみ鉄道沿線のように、鉄道として残したところが30数路線。

    私は、「国がやらないんだったら自分たちでやるんだ。」という気概があった地域だと思います。

    (今はどうか知らないけど、少なくとも当時はです。)

     

    ▲先日の札幌でのフォーラム

     

    先日、札幌のフォーラム会場の研究掲示の中に東急の創始者五島慶太氏の言葉があって、それと同じことが書かれていたので引用しましたが、偶然にも大熊さんも同じところに注目していたようです。

    その言葉とは、

     

    「北海道の民間人は政府に頼りすぎている。民間人が発奮し、自ら積極的に観光北海道の完成に取っ組むか、協力するか、どちらかをしなければいつになっても観光北海道は本物にならない。(中略) 誰もやらないから自分がやるのだ。」

     

    特にこの最後の部分、「誰もやらないから自分がやるのだ。」

     

    30年以上も前に国がやらないと言って廃止した鉄道を、「国がやらないから自分たちでやるんだ」と言って立ち上げたのが第3セクター鉄道のスタートです。同じことを言ってますね。

     

    子供のころから大好きだった蒸気機関車がどんどん廃止されて、その後、蒸気機関車が走っていた線路までが廃止になって行くのをずっと見てきた私は、「どうして廃止するのだろうか? まだまだ使い方はたくさんあるのに。」と考えていました。でも、誰もやろうとしませんでした。「赤字だから」とか「政治が悪い」とか言うだけ言って、誰も動かない。いや、動いているのだろうけどなかなか効果が出ない。そんな時、ちょうど社長の公募があったので受けてみた、というのが私のいすみ鉄道社長のスタートでしたが、つまり、「誰もやらないんなら、私がやるんだ。」ということになるでしょう。

     

    ずっとサポートしてくれている応援団のカケス団長も多分同じ。

    いろいろ言いたいことはあるだろうけど、言っても始まらないから、「誰もやらないんなら、自分がやるんだ。」と言って、手間ばかりかかって儲かりもしないような弁当を作って、毎週毎週駅で立ち売りしている。

     

     

    私は、日本の世の中、昔から評論家ばかりで、おじさん、おばさん、おじいさん、おばあさんたちが「あーでもない、こーでもない」とわかったようなことを言う割には、自分から行動しない人が多かったと自分の周りにいた当時の大人たちを思い出してみるとそう感じますが、今の世の中はネットの発達で、その傾向がさらに強くなっているような気がします。

     

    でも、そうじゃないんだよなあ。

    ネットが発達したんだから、どんな遠隔地の情報も瞬時にキャッチできるんだから、そこから自分たちが動きやすくなっているはずなんですけどね。

     

    みんなもっと具体的に行動しようよ。

    そう思って毎日毎日行動した記録をこうしてブログやFACEBOOKに書いて世間様にさらしているのですが、こういうことも長年続けてくると、「じゃあ俺たちも自分たちでできることをやろう。」という活動が出てくるんですね。

     

    それが大熊さんが「熊式」でお話しされている釧網本線の地域住民の皆様方の駅の清掃活動じゃないでしょうか。

     

    今の日本人が一番躊躇しているところがここなんじゃないかなあ。

    だったら、こういう活動をしている人たちのお話を、それこそネットの時代なんだから、皆さんに知っていただくことができるわけで、そうなったら、「じゃあ、私たちもやってみよう。」という人たちが出てくるかもしれません。

    そういう草の根運動的なところから、鉄道を守る活動ってできるわけですから、私は偉そうにわかったことを言う時間があったら自分で動けと思うのでありまして、実際に自分も動いているのであります。

     

    でも、ちょっと心配なのが、全国各地の皆様方はやる気があってもなかなかやり方がわからない。

    いくらやってもなかなか効果が出ない。

    そのうちに、せっかく出ていたやる気もだんだん意気消沈してくる。

    そういう時に、田舎というのはいやらしいことにねたみ嫉みがある。

     

    何もしないで様子見していた評論家たちが、「それみたことか、だから言わんこっちゃない。」とか、「そんなことやったって無駄だって、最初から俺はわかっていたんだ。」なんてことを言い出すという全国共通の落とし穴があるのです。

    そして、せっかく灯した希望の火が消えていくことになるという「法則」が待ち受けています。

     

    でも、「法則」っていうからには全国共通でありますから、全国共通の「対策」があるわけで、行動しない評論家がどこに存在するのか、どういう立場の人がそういう評論家になる可能性があるのかってことまで、全国共通なんです。

     

    そしてそういう法則を私は自分の9年間の経験から見つけ出して、取るべき対策もスキルとして確立していますから、もちろん火を消さないためだけではなくて、その火をもっと大きくして盛んにするスキルも持ち合わせていますから、「とにかくできることから始めよう。」という皆様方の行く先にある危険を事前に察知して、回避していくことで、最大限の効果を得られるような、そんな活動のお手伝いもさせていただけたら、日本は田舎からもっともっと元気になるはずで、特に、ローカル線が走っているところから元気になるはずだと確信してお手伝いをさせていただくのが、NPO法人「おいしいローカル線をつくる会」なのであります。

     

    http://localsen.com/

     

    ▲お手伝いのご用命はこちらまで

     

    ということでご用命を受けて本日はこれより東北へ出張でございます。

    次にパソコンを開くのは多分深夜になると思いますので、本日は早めのブログ更新とさせていただきました。

     

     

    ▲いすみ鉄道で駅清掃、線路の草刈りをしてくれている地元の皆様。

    沿線各駅にこういう活動をしてくれている住民の皆様がいらっしゃる。

     

    いすみ鉄道沿線ばかりではなく、第3セクター沿線は、おそらく全国共通にこういう方々がいらっしゃるんだと思います。

    なぜなら、「国がやらないんだったら、自分たちでやるんだ。」と言って、鉄道を残し、守ってきた地域ですからね。

     

    そして、今の時代はローカル線があれば都会からたくさんの観光客がやってくる。

    ローカル線があれば地域が元気になる。

    つまり、地域の住民の皆様方が大切に守ってきたローカル線が、今、地域に恩返しをすることができる時代になったのです。

     

    皆様、いつもありがとうございます。

    これからもどうぞよろしくお願いいたします。

     

     

    ということで、誰かのせいにして、誰かを悪者にするのではなくて、皆さん、自分から動きましょう。

    そういうことにお気づきの地域の皆様方のお手伝いをさせていただくのが、「おいしいローカル線をつくる会」の使命であります。

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