2018.09.23 Sunday

本日はOFFでございます。

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    本日はOFFでございます。

     

    まあ、原稿書きに追われましたので完全にOFFということではありませんでしたが、電車に乗って出かけることもせず、ただひたすら家に居りました。

     

    ということで、お知らせすることも特にございません。

     

    何となく、昔の映画を見てみたい、そんな気になる一日でございました。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    山川直人監督作品 「So What?」より。(1988年)

     

    ということで、おやすみなさい。

    また明日。

    2018.09.22 Saturday

    錦川鉄道をYAHOOニュースに記載しました。

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      7月7日の西日本豪雨で大きな被害を受けた錦川鉄道さんが、8月末から運転再開しております。

      9月6日に取材にお邪魔してまいりました。

      そのニュースをYAHOOニュースに記載させていただきましたので、どうぞご一読ください。

       

      https://news.yahoo.co.jp/byline/torizukaakira/20180921-00097730/

       

      YAHOOニュースの私の担当部門は鉄道、飛行機、交通一般、地域活性化、地方創生です。

       

      今回の錦川鉄道さんのニュースは「ローカル鉄道讃歌」というタイトルを付けました。

      頑張っているローカル線を順次ご紹介していきたいと考えております。

       

      皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

       

       

      2018.09.21 Friday

      再生請負人ですか?

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        通勤電車の中でお読みいただいた方もいらっしゃると思いますが、本日の日刊ゲンダイに掲載していただきました。

         

         

        先日取材を受けましたが、とても良い記事を書いていただきました。

        いすみ鉄道を退任してもお声をおかけいただくというのは、実にありがたいことですね。

         

        ところで、私は「再生請負人」なのでしょうか。

        本人としては別に再生をしているというよりも、どちらかというとゼロからのスタートなんです。

        ローカル線というのは地域交通としては終わっているところが多いのですが、使い方を変えるとこれほど使えるものはない。

        今までになかった新しい使い方をすることで、地域もよくなればよいではないか。

        ということは、今までやっていなかったことをやるわけですから、ゼロからのスタートだと思うのです。

         

        まして、私がやっていることは、そんな特別なことではなくて、あとから見れば「な〜んだ。そんなことか。」ということですから、そんな再生請負人なんてもんじゃないんです。

         

        ただね、私がやっていることって簡単そうに見えるでしょ。

        手の内も全部さらしてるし。

        だから、みんな真似してやってみる。

        でも、なかなかできないでしょ。

        ここがミソなんです。

         

        簡単そうに見えてなかなかできない。

         

        どうしてか?

         

        それは私のポリシーなんです。

        とっても難しいことを、簡単な顔してやるのが。

         

        世の中には居るでしょう。

        大したことをやってるわけじゃないのに、やたら難しそうな顔をして偉そうな人。
        大したことじゃないのに、大げさな顔して、専門家ぶっているような輩。

        俺は何でもできるんだ、何でも知ってるんだって聞いてもいないのに言う奴。

        そういう人って、馬鹿なんです。

        だって、簡単なことを難しくしてるんですから。

        だから私は、そういう人にはなりたくないから、難しいことを簡単にやるんです。

         

        手の内を全部公開して、簡単そうに見せといて、「やれるもんならやってみろ。」ってね。

        だって、ゼロからのスタートですからね。

        そんなに簡単ではないんですよ。

         

        ということで、「何でもお手伝いいたしますからご用命ください」ってのが、NPOなのでございます。

         

        NPO法人 おいしいローカル線をつくる会

         

        お問い合わせはメールでお願いいたします。

         

        日本全国、頑張っている地域、やる気のある皆様方のお手伝いをさせていただきます。

        どうぞよろしくお願いいたします。

        2018.09.20 Thursday

        サンデー毎日 100日目

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          今日でいすみ鉄道社長を退任してサンデー毎日の生活を始めて100日目。

           

          ぼちぼち、次のお仕事のオファーもいただいております。

          まだ、どこにも正式なお返事はしておりませんが、ありがたいことでございます。

           

          実は、今日、回転寿司に行きました。

           

          カウンターのお席でお寿司をいただいていたのですが、隣に女性の二人組。

          お見受けするところ70代と40代のお二人で、年齢からするとお母さんと娘さんでしょうか。

          仲良くお寿司を食べていらっしゃる。

          女の人というのは、結構良いものを召し上がるようで、多分お皿の色は気にしていないご様子。

          中トロ、何とか炙り、〇〇貝とか、まあ隣だから何を注文しているかわかるわけです。

           

          でもって、そろそろおなかがいっぱいになった頃、その女性のお二人が、カウンターに用意されている小さな紙に注文を記入して板前さんに「お土産でお願いします。」と言って渡しました。

          きっと、お家で待っているお父さんにお土産なんでしょうね。

           

          しばらくして、パックに入ったお土産が出来上がりまして、板前さんがカウンター越しに、

           

          「はい、お土産できました。シメサバ4枚とカッパ巻き2枚ね。」

           

          回転寿司ですから、その分のお皿6枚を一緒に渡してくれました。

          見るとそのお皿はすべて緑色。そのお店では一番安い1枚130円のお皿でした。

           

          そうか、そういうことか。

           

          引退してサンデー毎日になると、お父さんというのはそういう存在になるんですね。

           

           

          ということで、本日100日目を迎えて、できるだけ早いとここのサンデー毎日の生活から脱しないと、シメサバとカッパ巻きだけのオヤジになってしまうわけです。

           

          でも、見てください。私だって緑のお皿と赤いお皿ばっかり。

          1枚420円の青いお皿はたった1枚だけですよ。

          フライドポテトなんか食べちゃったりしてね。

           

          謙虚、謙虚。

           

          安倍政権を見習って、謙虚なのであります。

           

          皆様、お仕事のオファーをお待ちいたしておりますので、お国のためになるようなお仕事をどうぞよろしくお願い申し上げます。

           

           

           

           

          2018.09.19 Wednesday

          なぜいすみ市大原漁港の港の朝市はにぎわうのか。

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            なぜ、いすみ市大原漁港の港の朝市はにぎわうのか。

             

            このタイトルでYAHOOニュースを書かせていただきました。

             

            https://news.yahoo.co.jp/byline/torizukaakira/20180919-00097427/

             

            ぜひご一読ください。

             

             

             

            今度の週末、23日・24日は大原のはだか祭です。

            このお祭りは半端ではありません。

            ぜひ一度見てみる価値があります。

             

            皆様、どうぞ大原にお越しになってみてくださいね。

            2018.09.18 Tuesday

            Just a penny. (たかが1円、されど1円)

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              アメリカのニュース番組を見ていたら、おもしろいCMに出会いました。

               

              It Begins with ‘Just a Penny’ in CNN’s ‘Quest Means Business’ ←ここをクリック

               

              「お嬢さん、これ落としましたよ。」

              ある男性が床に落ちていた1ペンスを拾って女性に渡しました。

               

              1ペンス。アメリカではpennyと呼ばれる小さなコイン。

              1ドルの100分の一。日本円で言ったら1円玉ですね。

               

              男性に、落としましたよと言われたお嬢さんはこう答えます。

               

              「Just a penny.」

              日本語で言えば、「たった1円でしょ。」という感じです。

               

              男性は、「たった1ペニーだって。」と驚きます。

              「このペニーからすべてが始まるんだよ。」と語り始めるのがこのコマーシャルです。

               

              日本と同じですね。
              1円玉というのは「たかが1円玉」ですが、「されど1円玉」。

              日本経済の始まりはこの1円玉からです。

              私が子どものころ、大人の人たちからこう言われました。

              「1円を大切にしなさい。たった1円足りないだけで電車にも乗れないし、電話も掛けられないんだよ。」

               

              そんな昭和の話をしても仕方ないかもしれませんが、おじさんとしては、やはり「1円玉は大切だ。」とこのCMを見て思いました。

               

              最近気になることがあります。

               

              それは、最近の若い人たちはあまり小銭のことを気にしなくなっているのではないか、ということです。

               

              ほとんどの人は携帯ですから、公衆電話から電話を掛けるということもないですね。

              公衆電話って市内通話は1分10円でしたが、今はいくらでしょうか?

              長距離通話は10円で2.5秒でした。

              午後8時を過ぎると割引になって、同じ10円で4秒ぐらい話せたと思います。

              寅さんの映画で、さくらが時計を見て、「そろそろ8時過ぎたから、お兄ちゃんから電話がかかって来るかも。」というシーンがありました。寅さんはいつも公衆電話で10円玉をたくさん持って電話をかけてきますから、夜8時になって割引になる時間になってからかけてくる。寅さんだけじゃなくて昭和の日本人はみんなそういう感覚を持っていました。

              電車に乗るのもそうですね。国鉄と私鉄が並行して走っている区間では、どちらで行ったら安いかみんな考えていました。

               

              昭和40年代から50年代にかけて、国鉄は赤字を理由にどんどん運賃を値上げしていきました。初乗り運賃が30円から40円、60円、80円、120円とわずか数年で倍以上になりましたから同じ区間で比べると国鉄はずいぶん割高に感じるようになりました。

              上野から成田までとか新宿から八王子までとか、国鉄と私鉄が競争している区間は当然のように私鉄に軍配が上がります。そこで、そういう競合区間に国鉄は特定運賃と言って、私鉄に競合できるような安い運賃を設定しました。乗客たちはそういうことをよく研究していて、10円でも安いルートを選んで乗っていました。

              例えば、営団地下鉄(東京メトロ)と都営地下鉄を乗り継ぐと会社が変わりますから割高になります。同じ乗継でも営団地下鉄どうしを乗り継いで行けば通算運賃でいけますから数十円安く目的地へ着けます。細かいといえば細かいですが、そういうことを皆さん考えていて、10円でも安いルートを選んで乗っていたのです。

               

              でも、今の時代はどうでしょうか?

              皆さんカードやスマホで「ピッ!」と改札口を通り過ぎます。

              いくら引かれるかなどあまり気にしていない様子です。

              気にしているとすれば残高がいくらあるか、という程度の様子です。

              10円単位、1円単位のお金のやり取りなど、だれも気にしていない様子です。

               

              私の地元に東葉高速という鉄道が走っています。

              この鉄道が実に運賃が高い。

              その理由は建設費の高騰。建設が始まってからも用地買収に手間取り、30年近くの時間を要してやっと開業しました。

              当然有利子負債がかさみ、その分の金額が運賃に跳ね返りました。

              勝田台から西船橋まで、16.2劼留芯造630円。

              同じ区間を並走する京成電鉄に乗れば320円ですから、開業当初は東葉高速は「高い!」と言って皆さん敬遠していました。

              そんな時、パスモ導入の話がありまして、その時に大きな赤字を抱えているにもかかわらず、さらに設備投資をするべきかどうかという議論が社内で行われました。この時に東葉高速で部長職にあったのが、私がいすみ鉄道に入った時にお世話になった千葉県の交通計画課出身の高橋部長さんでしたが、その高橋さんが東葉高速でパスモを導入した時の話を聞かせてくれました。

               

              「ICカードっていうのは不思議ですよ。それまで切符を買っていた人たちがカードでピッ!とやるようになると小銭のことを考えなくなるんですね。だから、パスモ導入をきっかけに、東葉高速はお客様の数が飛躍的に増えたんです。」

               

              そう教えていただいたことが印象に残っています。

              それから私もいろいろ注意して見るようにしているのですが、確かに切符を買う時には券売機の上にある運賃表を見ますね。

              西船橋まで630円という表示を見ると、京成が320円ですから「うわっ、高い!」と誰もが考えてしまいます。

              ところが、ピッ!であれば細かいことは考えなくなりますね。

              まして、スマホで時刻表検索をするとたいていは所要時間優先で表示されますから、スマホの示す通りのルートでピッ!

              どちらがいくら安いかなど、あまり考えることが無くなっているように思います。

               

              そういう時代は、おそらく日本だけじゃなくてアメリカでもヨーロッパでも、あるいはアジア諸国でも同じではないでしょうか。

              皆さん、ピッ!やるだけで何も考えなくなっている。

              中国などはほとんど現金を持たなくなっているようですから、小銭の感覚などきっとなくなっているんでしょうね。

               

              だから、私はこのアメリカのテレビニュースのCMが妙に納得するのです。

               

              「お嬢さん、これ落としましたよ。」

              「えっ、たった1ペンスでしょ。」

              言葉を変えれば、「たかだかペニーじゃない。」

               

              日本なら「たった1円でしょ。」ということですね。

               

              でも、その1円が実はとても大切なのではないか。

              昭和のおじさんとしては、妙に共感を覚えるのです。

               

              最近の若い人たちは従量制のスマホで月末になるとできるだけWifiが飛んでいるところを探しながら使っているようですが、それと同じ感覚です。昭和のおじさんたちは、今でも電車に乗るときに10円でも安く乗ることを考えてしまいます。

              大阪から帰って来る新幹線は当然のように品川で下りて、上野東京ラインの常磐線で日暮里へ出て京成電車に乗り換えるのが一番安いなどと考えてしまうのであります。

               

              皆さん、小銭を大切にしてくださいね。

               

              なぜなら、小銭が日本経済の基礎を支えているのですから。

               

              小銭を大切にする方法を教えます。

              一つ一つのコインをよく見ることです。

              いろいろ発見がありますからね。

               

               

              今日の私の小銭入れの中の百円玉です。

              平成30年生まれと昭和42年生まれの2枚がありました。

              現行の百円玉が登場したのは確か昭和42年。私が小学校に入学した年です。

              下の百円玉は、今の百円玉の中での最古参。私の人生と同じ時代を過ごしてきたんです。

              上の百円玉は最新版。これから長い年月、人々のお財布の中を渡り歩いていくんですね。

              そう考えると、どちらも愛おしい存在です。

               

              大切にしないといけませんね。

               

              Jusy a penny.

               

              たかが1円、されど1円。

               

              1円を笑うものは1円に泣く。

               

              皆さん、お金を大切にしましょうね。

               

               

               

               

              2018.09.17 Monday

              何でも観光になる時代

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                この1〜2年ほどで「インスタ映え」などという言葉が一般化して、巷に広く浸透した感がありますが、今の時代は「何でも観光になる」と私は考えています。

                 

                平成も30年を迎え、来年には年号が変わる時代ですから、昭和の高度経済成長期に青春時代を過ごされた方々は皆さんおじいさん、おばあさんと呼ばれる年齢になっています。当時を振り返ると、観光というのは「できるだけ遠くへ行って、できるだけ良い旅館やホテルに泊まって、できるだけ旨いものを食べる。」ものだと思われていました。当時の日本の観光旅行の代表選手といえばやはり新婚旅行でしょうか。新婚旅行は一世一代の晴れ舞台でしたから、例えば東京の人間なら昭和30年代までは新婚旅行といえば熱海が定番でしたが、40年代には宮崎になって、50年代にはハワイが大人気の場所になりました。家族旅行もそうですね。房総半島に海水浴に出かけていた人たちが、海へ行くと言えば沖縄になり、グアム・サイパンになり、ハワイになって行きましたが、この現象こそ、まさに「できるだけ遠くへ行く」ということで、そうやって「遠方、高級、豪華」にこだわるのが「旅行にでかける」ということだったのです。

                 

                そして、そういう人たちが今の時代は皆さんおじいさん、おばあさんになっていて、活動期の終焉を迎える年代になりましたが、そこに新しく台頭してきたのがバブル期を知らない若者たちの世代です。

                彼らは、バブル世代の日本人とは違う日本人で、それは「お金を掛けなくても楽しめる」という特技を持ち合わせているからだと私は考えています。そういう人たちは、遠くへ行かなくても、良いホテルや旅館に泊まらなくても、豪華な食事をしなくても旅を楽しむ才能を持っていて、そういう人たちが生み出した楽しみの一つが「インスタ映え」なのであります。

                 

                だから、いすみ鉄道の国吉駅にわざわざ草刈りにやって来て、松屋旅館に泊まって、そこのご主人と他愛のない会話をして、一杯飲むことに、都会の人間がたくさん集まって来るなんてことも起きるのです。

                 

                さて、こういう世代の違いによる価値観の違いは新しい観光の在り方だと考えられていますが、実は私は観光というものが持つ意味が、本質的に違うのではないかと私は考えます。

                中学校の英語の時間に先生から「観光」はなんて習いましたか?

                私も含めて昭和の時代にはほとんどの人が観光は「Sightseeing」と習ったと思います。Sightseeing。つまり「景色を見ること」が観光という解釈を昭和の日本人は当たり前のように学校で習っていたんです。だから、絶景や名所旧跡などを見て歩くのが観光であると当然のように考える。こういうおじいさんやおばあさんがたくさんいるわけですが、実は観光という英語の意味は「Sightseeing」(景色を見ること)だけではなくて、英語の単語で言えば「Tourism」というのも「観光」なのであり、このTourismという言葉は、きれいな景色を見に行くことばかりではなく、もっと広義に、「非日常体験をする」ことも含めて観光なのです。

                 

                今、都会の若い世代の人たちが各地へ繰り出しているのは、実は「Sightseeing」ではなくて「Tourism」なのでありますが、不幸なことに田舎のおじいさんおばあさんたちはそういうことが理解できないから、自分たちの地域を「こんなところはダメだよ。」なんて考えているわけですが、実は、「Tourism」という観点から見たら、田舎には都会人が求めるコンテンツがたくさんあるということだと私は考えています。

                 

                この写真は昭和の末期、今から30数年前の国鉄木原線の国吉駅です。

                今、国吉で保存されているキハ30と同じ車両が大原へ向けて発車していく後ろ姿です。

                こういう写真が1枚出てくるだけで、私は観光地になれると考えています。

                なぜなら、

                こちらは先週の国吉駅です。

                同じ場所です。

                 

                こういう、同じ場所を今と昔で比較してみると「へ〜」と思われると思いますが、これが「Tourism」なのであります。

                電柱や線路、向こうのホームの壁など、「なるほど同じ場所に違いない」と思いますよね。

                上の写真で、ホームの先に黄色と黒の警戒色に塗られた木の台がありますよね。あれが30数年の年月を経て、今、朽ち果てた状態でまだ残っているのがわかります。これが「Tourism」なのです。

                 

                こちらはさらにさかのぼって昭和43年の国吉駅の同じ場所。

                やはり警戒色に塗られた台がありますよね。

                この台は長い編成の列車がホームを飛び出して停車した時に、駅長さんが運転士さんにタブレット(通票)を渡すための台なんです。

                私がいすみ鉄道の社長をしていた時に、昔の写真をいろいろな方が寄せてくれましたが、そういう写真があるとないとでは大違いですね。何しろそういう写真が1枚あるだけで、こうやって「Tourism」ができるわけで、今の時代は「こんなところダメだよ」と思っているところが、いくらでも観光地になるチャンスがあるのです。

                 

                ▲ 昭和43年

                ▲ 昭和62年

                 

                ▲ そして先週です。

                 

                こうしてみるとこの50年の変遷が分かりますね。

                これは「Sightseeing」ではありませんが、「Tourism」なのです。

                そして、おじいさん、おばあさんにはご理解いただけないかもしれませんが、今の時代はこういうことが観光になる時代ですから、私は「何でも観光になる」と考えています。要は演出の仕方であり、見せ方次第だということです。

                 

                私が航空会社の管理職を捨てて、いすみ鉄道の社長としてやってきたのは、こういうことを考えていたからなのです。

                 

                あれからひと昔の時間が経過しましたから、今度の社長さんは私よりもさらに進化した方が就任されることを期待しております。

                 

                おっと、その前にその社長さんを選ばれる選考委員が昭和のおじいさん達であることが気になるといえば気になるのですが、まあ、地域の皆様方の民意で選ばれた地域の代表の方々ですから、きっと正しい判断をしていただけると思いますが。

                 

                なにしろ、今の時代は「何でも観光になる時代」でありますから、400年前に2年しか居なかったおじさんを引きずっているばかりでは、時代に取り残されることだけは確かなのであります。

                 

                敬老の日、おめでとうございました。

                 

                2018.09.16 Sunday

                さよなら高雄駅

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                  台湾の鉄道は昭和の日本の国鉄時代の雰囲気をよく残しています。

                   

                  私たち日本の鉄道ファンが、足しげく通うのはそういうところに魅力があるからなんですが、例えばこの莒光号という急行列車は、先頭の機関車が客車をけん引する日本ではすでに見られなくなってしまった列車のスタイル。

                  それがふつうに切符を買って乗れるのですから、魅力的なのであります。

                   

                   

                  まして、ご覧のようにドアが手動式で、手で開け閉めするタイプの列車ですから、昭和の国鉄を知る年代の人としては懐かしいのはもちろんですが、若い鉄道ファンにも魅力的なのだと思います。

                   

                  ところが、その台湾の国鉄ですが、私もここ10数年通い詰めていますが、どんどん近代化が進んでいまして、昨日乗った普快車はついに南廻線の一部区間に残るのみとなりましたし、こういう手動式ドアの客車も、いつ消えるかわからない状況になって来ています。

                  今回私が高雄にやってきた目的の一つは、実はここ高雄駅が間もなく地下化されて消える運命にあるためで、最後にもう一度このホームに立ってみたいと考えたからであります。

                   

                  間もなく消え去る運命にある現高雄駅。

                   

                  改札口からホームまでは長い跨線橋で結ばれています。

                  その下は地下化工事が行われたところですが、工事もほぼ完成した様子です。

                  この長い跨線橋ともお別れですね。

                   

                  その跨線橋から、古い給水塔が見えます。

                  おそらく蒸気機関車が走っていた時代に使っていたものでしょうか。

                  台湾では1982年ごろまで蒸気機関車が走っていたそうですが、何かほかに転用しているのかもしれません。

                   

                  これが新しく開業する高雄地下駅です。

                   

                   

                  実は6月に鉄道三昧の旅で来たときに駅長さんに案内していただいて、まだ開業発表前の地下駅をご案内していただきましたが、あれから工事がどんどん進み、いよいよ10月14日に開業の運びとなったようです。

                   

                   

                  そうなると、現在のこの地上ホームはお役御免となって、線路が撤去されてしまいます。

                  昔ながらの跨線橋がある地表ホームは台湾でもどんどん過去のものになって行きますね。

                   

                  ということで、お名残り乗車というわけです。

                   

                  近代化されて変わって行ってしまうことは残念ですが、台湾ではドライバーのマナーが悪く、踏切事故が大問題となっています。地下化や高架化によって踏切の数が削減されて、交通事故が減るというのも、都市部では重要な安全対策ですから、これは仕方のないことなのでしょう。

                   

                  そして、変わってしまうから、今のうちの乗っておこう、記録しておこうというのも、1つの立派な旅行の動機だと私は思います。

                  でもって、新駅が開業したらまたすぐ乗りに来ようというのも立派な旅行動機になりますからね。

                   

                  そして、開業前の工事中に入れてもらって撮影したこういう1枚の写真も、開業後には価値が出る。

                  というものなのです。

                   

                  そんなこんなで、私の3連休は高雄で過ごしております。

                   

                  明日、日本に帰ります。

                  2018.09.15 Saturday

                  怒涛の南廻線

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                    台風22号がフィリピン付近で猛威を振るう中、台湾に来ています。

                    それも最南の南廻線。暴風雨圏内です。

                     

                    お目当てはもちろんこの南廻線に残る旧型客車の「普快車」。

                    台湾の国鉄に唯一残る冷房のない列車です。

                     

                     

                    台湾国鉄(在来線)の列車種別は「自強号(特急)」、「莒光号(急行)」、「復興号(準急)」、「区間快車(快速)」、「区間車(普通列車)」と主に5種類で、どの列車にも空調サービスがありますが、「普快車」はその下に位置する冷房のない車両で運用される列車。台湾では日本のように運賃+乗車列車の種別ごとの料金という構成ではなくて、列車種別毎に運賃そのものが異なるという制度ですが、この普快車は運賃設定も最安値で、いわゆる庶民のための列車です。

                    以前は台湾全土で冷房サービスのない車両が走っていましたが、近年サービス向上が進みほぼ全車両に冷房が完備され、最後に残ったのがこの南廻線の枋寮ー台東間という状況で、「普快車」としては1日わずか1往復のみとなった旧型の客車列車(先頭の機関車が列車をけん引する列車)です。

                     

                    南国の台湾で冷房がない列車ということは快適な輸送サービスからは程遠い「不快車」であるにもかかわらず、今、この「普快車」に熱い注目が集まっていて、それが観光客が殺到するという状態になっているのです。

                     

                     

                    本日の「普快車」。いつものオレンジ色の機関車ではなくて今日はブルーの車体。

                    後ろのブルーの客車とカラーリングがマッチする「ブルートレイン」です。

                     

                     

                    旅のお供はご存じ結解貴幸先生。1970年代から台湾の鉄道に精通し、日本に今の台湾ブームをもたらした第一人者です。

                     

                     

                     

                    車内はご覧の通り。

                    今日は台風が接近している悪天候なのでずいぶんお客様が少なめだということですが、鉄道マニア風の人は少なくて、ふつうのおじさん、おばさんがほとんどなのが台湾の特徴かもしれません。

                    また、車内のあちらこちらで日本語が聞こえてきます。そう、結解先生が雑誌やテレビ番組に出演してこの列車をご紹介したことから、日本人にも大人気の列車になりまして、今日も3両編成の列車の車内には10数名の日本人旅行者が乗車していました。

                     

                     

                    この区間は景色が良いことでも有名で、窓が開く客車の車窓からは絶景が広がります。

                    本当ならば南国のコバルトブルーの海が広がるはずですが、今日は台風が接近しているとあってこんな色合い。

                     

                    最南端の中央隧道を抜けて太平洋側に出ると、こんな感じでした。

                     

                     

                     

                     

                    怒涛の荒波を間近に見ながら進む、何とも言えない迫力でした。

                    窓が開く列車ならではですね。

                     

                    今日は台東へは行かず太麻里駅で下車。

                     

                    豪雨の中を走り去る列車の後ろ姿です。

                     

                    昔、日本各地でもこういう客車の後ろ姿を見ることができましたが、今ではここ、台湾南部の南廻線が最後の場所となりました。

                     

                    台湾で一番「不快」であるはずの「普快車」は今日も観光客で大賑わいでした。

                     

                    これが観光ツールになるということなのです。

                     

                    有名な観光地を回ることが旅行だと思っている観光の素人の方にはご理解いただけないと思いますが、今の時代は町起こしも観光も、地元の人たちには理解できないところで、急に脚光を浴びるものなのであります。

                     

                     

                    2018.09.14 Friday

                    ロータリークラブ 会報誌の表紙

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                      ロータリークラブの会報誌の一つに「ガバナー月信」というのがあります。

                       

                      各地区ごと(県毎)に分かれて発行されていますが、千葉県の「ガバナー月信」の9月号がこれです。

                       

                      いすみ鉄道のキハがド〜ン!

                       

                      まるで鉄道雑誌か旅行雑誌。

                       

                      実は、いすみ市内でも公演をしていただきました能楽師の橋岡久太郎先生が、今年度(7月から来年の6月まで)、千葉県のロータリークラブの代表であるガバナーという職に就かれまして、この月信は、毎月、橋岡ガバナーの意向を盛りだくさんに掲載して各ロータリークラブにお届けしている会報誌であります。

                      そして、その編集委員長という大役を私が担っているのです。

                       

                      橋岡ガバナーは、この「月信」の表紙に、千葉県内の季節感の感じられる写真をというご希望で、9月はやはり稲穂が実った1枚をご希望されていらっしゃいましたので、「それではいすみ鉄道沿線のシーンを」と、編集委員長権限で載せさせていただきました。

                       

                      裏表紙には詳細として撮影者の渡辺新悟さんのご紹介と、間もなく開催されるいすみ市大原のはだか祭りのことを書かせていただきました。

                       

                      いすみ市大原のはだか祭りは9月23、24日に開催です。

                       

                      詳細は いすみ市の観光ポータルサイト で。

                       

                      このお祭りは一度見ておく価値があるお祭りですから、皆様ぜひお越しになってみてください。

                       

                      なお、この「ガバナー月信」は非売品ですので一般の方は入手困難です。

                      お知り合いにロータリークラブの会員の方がいらっしゃいましたら、「月信の9月号ください。」って言ってもらってください。

                       

                      ロータリークラブのことを知っていただく良いチャンスになりますので、よろしくお願いいたします。